about clamo
ときどき、世界が
褪せて、平面に見える。
——あなたにも、そんな瞬間はないだろうか。
甘ったれたロックを聴いたとき。クソみたいなメディアを眺めたとき。僕は呆れ、ため息をつき、家路をたどる。——いるべき場所はここじゃない。もっと高くて、幅が人ひとり分しかない螺旋階段のある、塔の上なんだ。そう、考える。
そんな塔の上から眺める景色はとても立体的で、今にも飛び出しそうな絵画だった。
古いものを批判するのは、新しい者の義務だ。
だが同じだけ——古いものを、良くも悪くも、
人の心に残るかたちで伝えるのも、新しい者の義務だ。
僕はそれを classical modern と呼ぶ。clamo には、その意味が込められている。新しいものへの熱と、古いものへの敬意。その交差点で、僕らは動き出す。
clamo — classical modern